温暖化が進むことで起きる異常気象
地球は46億年という地球の歴史の中で、気温を1度上げるのに約千年かかってきました。しかし、今、百年間で1度ぐらい上がっており、これは10倍ほどの速さで進んでしまっているということです。温暖化は気温の上昇だけでなく、水蒸気の量が増えて雲が大きくなって局地的なゲリラ豪雨を発生させたり、猛暑という異常気象をもたらしています。日本では40年ほど前と比べると、1時間に50ミリという道路が冠水するような雨が、1.4倍くらい増えています。今の地球はこのようなことがどこで起きてもおかしくない状態なのです。
エネルギーのかからないものを使う
日本は上水道がとても発達して、全国くまなく水道が行き渡っています。でも飲める水にするまでには、たくさんのエネルギーが使われるんです。水の無駄使いは、間接的にCO2を排出するエネルギーを使うことになるのだと考えています。当たり前のことですが、歯を磨いたり手を洗う時などは、こまめに蛇口を閉める。それとリサイクルを心がけていて、私服は古着が多いです。古着を着るのは「個性的で面白い」から始めたのですが、昔の服って丈夫な手作りのものが多いので長く着られて、地球にも優しいと思います。
出来ることから少しずつしていく
省エネや温暖化対策を難しく考えると、何もしなくなることが多いと思うんです。一番大事なことは、今、出来ることから少しずつしていく、〝がまん〟と捉えないこと。生活の中でちょっとだけ、地球に優しいことを考えて取り組んでみたらいいと思います。僕は5年ほど前にエコクッキングインストラクターの資格を取り、無駄をなくすことの大切さを実感しています。例えば、ブロッコリーの芯は栄養があるのに捨てられがちですが、肉巻きにすれば美味しくなります。予熱調理や同時調理にすることで、ガス代が節約できるので家計にもエコになります。今は電気も選べる時代になっているので、太陽光発電などの地球に優しいものに見直してみてもいいのではないでしょうか。また、庭に植物を植えたり、夏に緑のカーテンを作ってみるのも良いと思います。でも一人で頑張るのではなくて、街全体でやったら確実に地球温暖化防止に繋がるし、緑は心のケアにもなるはずです。通勤の時に週に1回だけ、いくつか前のバス停で降りて歩いたり、ダイエットを兼ねて自転車を使うのも一つの省エネだと思います。みんなが実行することで社会の常識が変わることが大切です。
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