電気料金の単価、消費電力と電力使用量
電気料金の単価
深夜に電気料金が安くなる契約をしていない人でも、52%の人が「深夜」が安いと思い違いをしていた。
- ≪設問≫
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(電気料金メニューが東京電力「従量電灯B」「従量電灯C」(※)の方に対する設問)
- ご自宅の電気料金の単価はいつが安いでしょうか?(複数回答)
- 選択肢:1.朝 2.昼 3.夕方 4.夜 5.深夜 6.平日 7.休日 8.変わらない 9.わからない
- ≪解答≫
- 8.変わらない
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※東京電力の「従量電灯B」「従量電灯C」とは、電気を使用する曜日や時間帯に係わらず同じ料金単価が適用されるプランです。そのため、電気を使う時間を日中から深夜に変えても、電気代の削減にはつながりません。
- ≪集計結果≫
- 自宅の電気料金の単価はいつが安いでしょうか?
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(電気料金メニューが東京電力「従量電灯B」「従量電灯C」の方に対する設問)
消費電力(W)と電力使用量(Wh)
消費電力(W)と電力使用量(Wh)の意味を正しく理解していない人が60%いた。
- ≪設問≫
- 次のうち、電力使用量が最も多いものはどれでしょうか?
- 選択肢:
- 1. 100Wの照明器具を8時間使う
- 2. 1,000Wの電気ストーブを30分間使う
- 3. 40Wの扇風機を10時間使う
- ≪解答≫
- 1.「100Wの照明器具を8時間使う」
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※それぞれの選択肢の電力使用量
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1. 800Wh(100W x 8h)
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2. 500Wh(1,000W x 0.5h)
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3. 400Wh(40W x 10h)
- ≪集計結果≫
- ≪解説≫
- 電力(W)は瞬時の消費や発電の大きさを示す。
- 電力量(Wh)は一定の時間における消費や発電の量を示す。
- 電力量(Wh)=電力(W)×時間(h)、1kW=1,000W、1kWh=1,000Wh
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出典:「家庭の省エネハンドブック」(東京都環境局)