※本件は、3月29日にプレスリリースしたものです。
都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(環境確保条例)の一部を改正する条例(令和4年12月22日公布)に基づき、令和7年度から開始する「建築物環境報告書制度」(※1)(以下「本制度」という。)の施行を確実なものにするため、本制度に参加する事業者による太陽光発電システム、蓄電池システム及びV2Hの設置に対して、その経費の一部を一括で助成します。
この度、本助成金の令和6年度申請受付を開始しますのでお知らせします。
(※1)都内における年間供給延べ面積が合計2万㎡以上の事業者又は年間供給延べ面積が合計5千㎡以上(5千㎡未満の事業者複数によるグループも可)で事前申請を行い知事から承認を受けた事業者(以下、「特定供給事業者」という。)を対象とし、中小規模特定建築物(都内の新築住宅等で床面積が2千㎡未満のもの)への断熱・省エネ性能の確保、再エネ設備の設置等の義務付け及び誘導を行う制度
特定供給事業者再エネ設備等設置支援事業(助成金)【主にハウスメーカー・ビルダー向け】
(1)助成内容等
助成対象者
次の(1)及び(2)に該当するもの
(1)助成金の交付対象となる機器(以下「助成対象機器」という。)を設置する特定供給事業者等
(2)本助成金の交付を申請する際に、建築物環境報告書制度を踏まえた事業計画を提出し、令和7年度以降に建築物環境報告書制度に参加することを誓約する者
事業期間
・本事業の助成金交付申請の募集: 令和5年度から令和9年度まで
・本事業の助成金の交付: 令和5年度から令和11年度まで
助成対象機器
・本事業実施要綱に掲げる要件を満たす太陽光発電システム、機能性PV、太陽電池の架台、蓄電池システム、V2H
助成対象経費
助成対象機器の設置に係る機器費、材料費及び工事費(消費税及び地方消費税は除く。)
(2)助成額等
補助内容 | 補助率・額 |
---|---|
太陽光発電設備 | 12万円/kW(上限36万円、3.6kW以下) |
10万円/kW(3.6kW超50kW未満) | |
機能性PV上乗せ | 最大5万円/kW(50kW未満) |
陸屋根のマンション等への架台設置上乗せ | 架台の設置経費を対象に上限20万円/kW(50kW未満) |
蓄電池 |
機器費、材料費及び工事費の3/4 (上限19万円/kWhかつ95万円/戸、6.34kWh未満の場合) |
機器費、材料費及び工事費の3/4 (上限15万円/kWh、6.34kWh以上の場合) |
|
V2H | 機器費等の1/2(上限50万円) |
V2H(太陽光発電設備を設置し、ZEVを所有する場合) | 機器費等の10/10(上限100万円) |
(3)令和6年度の変更点
①これまでの事業者単位での申請に加え、支店単位での申請を行うことが可能となります。
②実績報告期間を細分化(3回→4回)します。
③提出書類を削減します。
(4)助成金の受付期間
・令和6年度募集 令和6年4月1日(月曜日)から同年7月31日(水曜日)まで
(5)令和6年度予算規模
約50億円
(6)申請受付
公益財団法人東京都環境公社
東京都地球温暖化防止活動推進センター(愛称:クール・ネット東京)
〒163-0817 東京都新宿区西新宿二丁目4番1号 新宿NSビル17階
電話 03-5990-5269(9時00分~12時00分、13時00分~17時00分
(土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始は除く。))
(7)事業ホームページ
URL:https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/tokutei-saiene
(8)その他
・「建築物環境報告書制度」の制度概要については、別紙「参考資料」をご参照ください。
・助成対象者は、建築主等との工事請負契約等において、本助成金に相当する額を控除することが条件となります。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略14 「ゼロエミッション東京戦略」
〔問い合わせ先〕
<補助制度について>
東京都環境局気候変動対策部 環境都市づくり課
TEL:03-5388-3667
<申請受付について>
公益財団法人東京都環境公社 東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)
TEL:03-5990-5269