東京都は2030年までに乗用車新車販売において100%非ガソリン車化、そのうち ZEV (ゼロエミッション・ビークル)の占める割合を 50 %にすることを目指しています。貨物用・営業用ともに幅広い業界で使用され、またその製造プロセスには多種多様な事業者が組み込まれている自動車ですが、こうした「電動化」の波をどのように捉え、また中小企業経営においてどのような取組みが考えられるのでしょうか。
今回は、「脱炭素経営における 自動車の電動化に向けた展望 」というテーマで、世界または日本における電動化の現状や、ZEV導入の最新事例等について情報提供を行います。
動画公開期間:令和4年2月7日(月)から令和4年2月25日(金)まで
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プログラム
- 1.基調講演(再生時間:約30分)
- 「EVの普及と脱炭素社会における役割」
- 国立研究開発法人産業技術総合研究所 安全科学研究部門 社会とLCA研究グループ
主任研究員 櫻井 啓一郎 氏 - 2.事例紹介①(再生時間:約16分)
- 「アスクルの脱炭素への取り組み ―ラストワンマイル配送に電気自動車を使う―」
- アスクル株式会社 コーポレート本部 コーポレートコミュニケーション
サステナビリティ / 環境 東 俊一郎 氏 - 3.事例紹介②(再生時間:約19分)
- 「法人車両のEV化と、『動く蓄電池』の有効活用について」
- 株式会社Rexev 代表取締役社長 渡部 健 氏
- 4.事例紹介③(再生時間:約17分)
- 「練馬区におけるZEV活用の取組について」
- 練馬区 環境部 環境課 環境計画推進係 係長 直田 悠 氏
- 5.助成事業紹介(再生時間:約10分)
- 「東京都の助成事業紹介」
- 公益財団法人 東京都環境公社 東京都地球温暖化防止活動推進センター
講師紹介
国立研究開発法人産業技術総合研究所 安全科学研究部門 社会とLCA研究グループ
主任研究員 櫻井 啓一郎 氏
1971年生まれ。京都大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士。独ハーンマイトナー研究所客員研究員、米国国立再生可能エネルギー研究所客員研究員等を経て、現在産業技術総合研究所安全科学部門主任研究員。
太陽電池の研究に20年ほど従事した後、現在は地域の脱炭素化の研究に従事。EVに関しては、近年様々な情報が飛び交う中、正しい知識を届けたいとの想いから情報発信を開始。自身も中古の電気自動車を保有。
アスクル株式会社 コーポレート本部 コーポレートコミュニケーション
サステナビリティ / 環境 東 俊一郎 氏
1999年、アスクル入社。顧客開拓部門に所属の後、環境部門へ異動し、ISO14001の新規取得や商品の環境ラベルの管理体制の構築など環境経営の基盤づくりに係わる。2010年に、アスクルオリジナルコピー用紙の原材料に関するプロジェクトをインドネシアで立ち上げる。現在は、事業活動を通じた社会課題の解決として、気候変動や資源循環に取り組む。
株式会社Rexev 代表取締役社長 渡部 健 氏
1977年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科に進学、電力の自由化や再生可能エネルギーの研究に従事した後、2002年4月住友商事株式会社入社。中東、アフリカ、欧州向けの電力関連商材貿易実務やプラント建設プロジェクト業務を担当した後、同社子会社の小売電気事業者であるサミットエナジー株式会社へ出向し、発電所の開発業務、電力需給管理業務や小売営業など幅広く担当。
その後、2009年に株式会社エナリスへ入社、執行役員、取締役、常務取締役を歴任し、経営企画や新規事業開発などを担当。また、上場担当役員として2013年に東証マザーズ市場上場。2016年にKDDI株式会社との資本業務提携、2017年3月の定時株主総会にて取締役を退任し執行役員就任。2019年1月、株式会社REXEVを設立、代表取締役社長に就任。
練馬区 環境部 環境課 環境計画推進係 係長 直田 悠 氏
練馬区は、住宅都市練馬にふさわしい自立分散型エネルギー社会の実現に向けて、平成28年3月に「練馬区エネルギービジョン」を策定しました。その取組として、災害時のエネルギーセキュリティの確保の観点から、電気自動車・燃料電池自動車の非常用電源としての活用等を進めています。
主催:公益財団法人東京都環境公社 / 東京商工会議所
本セミナーに関する問い合わせ先
普及連携チーム TEL:03-5990-5065