業者選びの注意点
(1)情報収集をする。
まずは情報収集をしましょう。一般社団法人ソーラーシステム振興協会のウェブサイトに、メーカーの問い合わせ窓口情報などが掲載されていますのでご利用下さい。http://www.ssda.or.jp/service/member
(2)施工実績・経験が豊富か。
太陽熱利用システムも、太陽光発電システムと同様に屋根に上っての設置工事が必要ですので、設計施工実績(施工件数)が豊富であることも重要な判断材料です。必ずしも「実績が多い=良い業者」という訳ではありませんが、実績が多いことは業者を選ぶ際に一つの判断材料にはなります。
また、工事を外部に委託している場合もありますので、実際に工事をする施工業者の実績を確認して下さい
(3)最初の下見・打合せ時に丁寧な確認を行っているか。
太陽光発電システムと同じように、太陽熱利用システムは現地調査なしでは設置の可否や設置金額を判断することができません。
システム設置の検討に際しては「建物の調査」「屋根面積のチェック」「燃料の使用状況」など、不可欠な重要確認事項があります。こうした確認を丁寧に行っているかを確認しましょう。
(4)見積書の金額は妥当か。
まず各機器にかかった費用、工事費用など項目ごとに金額が書かれているか確認しましょう。「太陽熱利用システム一式」というような大雑把な見積ではなく、見積対象に設置に必要な全ての費用(工事費用・補助熱源に関する費用など)が含まれているか確認しましょう。
また、費用が「高すぎる」、「低すぎる」からといって悪い業者とも限りません。メーカーや施工法によっても掛かる費用は異なります。必ず3社以上の業者から相見積もりを取り見比べましょう。
(5)設計図面をきちんと作成してくれるか。
現地調査で屋根の形状、周辺環境などを確認したのち、設置者の希望などをもとに、どのようなパネルをどのように設置するかという設計図面を見積書とともに提出してくれるのかも重要なポイントとなります。
(6)こちらの疑問や要望に応えてくれるか。
消費者の疑問や要望に対して、きちんと対応してくれるかはとても重要なポイントです。一方的に話を進め、契約を迫ってくるような業者は注意が必要です。
(7)アフターフォローやメンテナンスは充実しているか。
メーカーでは年1回程度の定期点検を薦めています。また、水廻りの機器ですので、万が一のトラブルの場合はすぐに駆けつけてくれる体制が整っているメーカー、販売店が安心です。トラブルの際の連絡先やどのようなメンテナンスが受けられるのかなどを確認しておきましょう。
また、使用中に下記のような不具合を発見したら、販売店へご相談ください。
- ・機器の取り付けや固定の状況に不具合がある
- ・水漏れがある
- ・蛇口やシャワーなどから出るお湯の勢いが変わった
- ・天気や外気温と比較してお湯の量が低い
お問い合わせ【受付時間:平日9:00~17:00(12:00~13:00除く)】
普及連携チーム
電話:03-5990-5065