太陽熱利用システム(太陽熱利用システムのメリット)

太陽熱利用システムのメリット

機器 変換効率※ 用途 メリット
太陽光発電 10数% テレビなどの家電製品 光熱費削減
CO2排出量削減
太陽熱利用 40~60% 給湯、暖房

※同じ量の太陽エネルギーから変換できるパネルの変換効率

(1)CO2排出量を削減します

都の試算するモデルケース(延床面積150㎡の一般的な戸建住宅に集熱面積4㎡の太陽熱利用システムを導入した場合)では、戸建住宅で年間7,831MJの太陽熱を利用できます。これにより、都市ガスでは191立方メートル、LPガスでは88立方メートルの利用量を削減でき、CO2排出量に換算すると435kg-CO2~528kg-CO2を削減できます。これは杉の木約30~40本分の年間CO2吸収量に相当します。(杉の木1本当たりの年間CO2吸収量は平均14kg)

(2)エネルギー変換効率が高い

太陽のエネルギーを直接熱として利用するためエネルギー変換効率がよく、日射エネルギーの約40~60%を熱として利用できます。集熱器(屋根の上に設置し、太陽の熱を集めるパネル)4㎡のシステムで、戸建住宅の給湯の4割程度をまかなうことができます。(参考:太陽光発電の変換効率:10数%)

(3)狭い屋根でも設置が可能

太陽光発電システムの設置に必要な面積は、3kWのシステムで約20~30㎡程度です。これに対し、太陽熱利用システムの集熱器の設置面積は約4~6㎡(液体式の場合)。都内に多い、屋根面積の狭い家にも設置が可能です。

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